コンテンツを作りたいのか、感想を書きたいのか
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「それはあなたの感想ですよね」という言い回しが話題になってからずいぶんと経った気がします。このブログの記事などは、「はい、そうですね」としか答えられないし、答える気がない質問ですが、案外自問自答に使うにはアリなのかなと最近思ったりしています。
感じたこと想ったことを伝えたいのか、伝えたいことは他にあるのか
マーケティングなどの目的でコンテンツを作成する場合、何かしらのメッセージをコンテンツから届ける必要があります。それは新しい製品の紹介かもですし、導入事例・ユースケースかもしれません。作成するコンテンツは、得てして「ユーザーへの行動・アクション」を促すものになりがちです。
一方で感想記事では、「自分が何を感じた、どんなことを思ったか」を共有することが目的のことが多いです。そうなると、記事を読んだ先で読者に期待するものは、「行動」よりも「共感」が多いのかなと思います。
視点の数はいくつある?
「何を持ってコンテンツか感想文かを判別するか?」は、記事の評価や編集を行うようになる段階で求められる見極めスキルなのかもしれません。そして今のところ自分の中では、「視点の数が、いくつあるか?」がしっくりくるかなと思っています。
感想文では、ほとんどの場合視点が1つです。自分の主観を伝えたいのですから、視点が増えるとノイズになりそうというのもあります。
一方コンテンツの場合、「その概念は、誰がどんな根拠で提唱したか?」や「その手法を採用して、実際にどうなったか?成功したのか?それとも何が原因で上手くいかなかったのか?」といった「提案された行動を実行するための判断材料」を求められます。そのため、ある程度権威や実績のある人物・企業の発言を引用したり、成功事例を並べたりする必要があります。独自の概念を伝える場合には、ディベートのように反対意見を用意して、コンテンツの中で戦わせたり、根拠とするデータを提示する必要もあるでしょう。
「自分が今から書く記事は、どっちなのか?」
感想文もコンテンツも、目的が異なるためどちらが優れているなどの比較を行うべきではありません。やるとすれば、「その施策・目的に対して、やるべきことだったのか?」のような「選択」に対する評価になるでしょう。
自分の場合は、「感想や読書メモを書くサイト」と「技術的な記録を行う場所」そして「会社として技術情報などのコンテンツを発信したい場所」をドメイン・サービス単位で区切ることにしています。
自分の考えていることを言語化するためには、感想文を書くことも重要ですし、コンテンツマーケティングなどに取り組むならばコンテンツを書き上げることも大切です。
「どちらかに全振りすること」も若い頃の戦略としては良いかもしれませんが、そろそろどちらもある程度書けるようにしていきたい。その中で相互作用などが生まれたらいいなーと最近は考えています。
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