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Cursor Meetup Osaka #2 で AI DLCを使った開発でのプロトタイピングについて登壇しました

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Cursor Meetup Osaka #2 で AI DLCを使った開発でのプロトタイピングについて登壇しました
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参加者と登壇者向けのスワッグなど

2026年6月12日、Cursor Meetup Osaka #2 で「AI DLCのConstructionをCursorでプロトタイプ・検証する」というタイトルで登壇しました。

登壇資料はこちらです。

「和太鼓アプリをAI DLCで作る」

定期的に「あ、本当にやってるんだ」って言われるのですが、なんだかんだ開発者やっている歴よりも太鼓歴の方が長かったりします。ただ、ソロで活動したことがなく、登壇や家庭のスケジュール的に土日にチームへ所属するのも難しくなってきており、一人でできる方法を最近模索しています。

その中で「コーディングエージェントもあるし、なにかやるか」となって定期的に挑戦してはプロトタイピングで終わっているのが和太鼓向けの作曲支援アプリです。今回が3回目のチャレンジなのですが、今回は録音した断片(フレーズ)を、序破急やテーマと変奏といった構成原理に当てはめて、1曲に組み上げる——というアプリとして開発中です。

開発には AI DLC を採用し、Claude Code で設計を進めています。

「あれ、Cursor のイベントなのに Claude Code?」となるのですが、この辺りは個人的な使い分けの影響っでもあります。

Claude Code on the WebのRate Limit駆動開発 + Cursorでのアシスト

Claudeがなんだかんだファーストチョイスになるのは、Rate Limitの区間が狭いことかなと思っています。Devin / Cursor などは大体月単位ですが、Claudeの場合は5時間と週単位の2段階です。なのでこっちの枠を使い切ってから or 後述にClaudeよりも得意なタスクが発生した時に Cursor / Devinを呼び出しています。

そんなわけで今回の開発では、「Claude Code側でAI DLCのBoltをすすめる」「プロトタイプ作成やバグ発生時の対応などは、Cursorのcomposer-2.5を利用する」という使い分けをしています。

ドキュメントではわからないから、プロトタイプをこまめに作る

固定額課金だからできることではありますが、「ドキュメントを読んでもわからない」となったらこまめにプロトタイプを作っています。ただ、プロトタイピング作業系のログを audit.md に残したくないことと、Code Generation前の段階での開発は十中八九事故ることの2点から Cursor がプロトタイピング担当になっています。

AI DLCのドキュメント自体は参照させるものの、スキルとして起動はさせないので作業記録が audit.md に残らずに済みます。あとシンプルにエディタでファイルをチェックしたり、デバッグモードやブラウザツールでのデバッグなどの丸投げができるのも Cursor の助かりポイントですね。

一通りプロトタイプを動かし切ったら、 Claude Code側の AI DLC セッションに共有する内容だけ Cursor に整理させます。そしてプロトタイプのアプリはコードごと削除し、Claude Codeのセッションへ戻ります。

AI DLCのモブエラボレーションはチームワークに貢献する

懇親会でAI DLCの話を何度か質問されたのですが、その時に言っていたのは「チームでやる時にすごく良い」という話でした。AI DLCではモブ・エラボレーションと呼ばれる作業をチームで行います。これは「モブプログラミング」のように、BizとDevを含むチーム全員が同じ画面(LLMの出力)を見て、よってたかって(Mob)仕様を洗練(Elaboration)させていく手法を指す造語です。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/ai-driven-development-life-cycle/

なぜこれが良いかというと、様々な部署のメンバーが意見をぶつけ合って洗練させるフェーズで、対立構図ではなく「AI vs 人間」という構図にできるからです。これはファリシテーションにおける付箋やホワイトボードに意見を書き出して発言者と意見を切り離す手法に近いと思っています。

そしてAI DLCの難しいところは、多角的に同じ方向を向いて話し合う場所を作る、人を集めることでもあります。知人の話ですが、「AI DLCを使った取り組みに参加する時間を確保するための交渉が難しい」という話を聞いたこともあり、この辺りはうまくいった事例を集めるか自身で実践するなどするしかないかな・・・とも思います。

Cursor SDK セッションから、自動化への新しい挑戦へ

このイベントでは Cursor SDK を扱うセッションがあり、これが自分の登壇とつながって面白かったです。

Cursor SDKを使ったコーディングタスクの自動化は、AWSやCloudflareのリソース監視や運用支援系のエージェント作成などに使えるかなと思ったりしています。Cursor AgentsもClaude Code on the WebもDevinもですが、AWSとのOIDCでの認証がサポートされていないため、IAMのアクセスキーが必要です。ただ、AWS LambdaやCloudflare Workers内でCursor SDKをぶん回せば、クラウド内で実質的に閉じることができる・・・ような気がするので、ちょっと挑戦する価値があるかなと思いました。

あとはCursor SDKについて調べていると、「それってAutomationでいいのでは?」と思う部分もいくつかあり、この辺も次に向けての挑戦かなと思っています。

当日のポストまとめ: https://posfie.com/@hidetaka_dev/p/1iUwDTy

Hidetaka Okamoto profile photo

Hidetaka Okamoto

Developer Experience Engineer

Developer Experience Engineer。AWSやCloudflare上へのサーバーレスなアプリ開発を得意とする開発者。元Stripe Developer Advocate / AWS Samurai 2017など、サービスの使い方や活用Tipsを紹介するコンテンツ作成や登壇などを得意とする。

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