読書メモ:売れないものを売るズラしの手法

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「いつ」「どこで」「だれが」そのモノを買うのか。この3変数をいかにうまく扱うかという内容を事例付きで紹介する本でした。

この本は「なにか素晴らしいアイディアが書いてあって、それをやると魔法のように売り上げが上がる」という本ではありません。

「その人は、なににお金を使っているのか。またそのための情報をどこから得ているのか?」という問いなどから始まる基本的で泥臭いことをちゃんとやると効果が出るよという内容だという印象です。

事例紹介がほとんどを構成している書籍のため、マーケティングの考え方や一人で演習したいときなどにも使えるかもしれません。

「主婦向けに惣菜を」 -> 「単身者向けの冷凍惣菜も」

「化粧品だから化粧品コーナーに」 -> 「みかん好きのための化粧品なのだからみかんを買うときに目につく場所へ」

「早仕舞いする街だから20時閉店」 -> 「旅行者の需要を狙って深夜営業にフォーカス」

など、「いつ」「どこで」「だれに」売るかという3つの変数をどう調整するかという話がメインです。

ズレるのはモノか世の中か

個人的な感想としては、「商品を出したとき(売れてたとき)から変わったのは世の中の方で、変わった世の中に対応するために、モノもちゃんとずらして行こうね」という話かなと思います。裏返せば、一度ズラして成功したとしても、また数年後か数十年後には世の中の方がずれていって売れなくなる可能性があるということかなと。

そう考えると、「上手にズラす」ためにも現在位置をしっかり把握する必要があるのかなとも思います。

今「いつ」「どこで」「だれに」売っているかがわかるから、どこをズラして見ようかという話になるではないでしょうか。

新しいサービスを考える場合は、現在位置を他社・競合で定義してそこからズラすとよいかもしれません。

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Hidetaka Okamoto

ビジネスデベロップメント

DigitalCubeのBizDev。EC ASPの開発やStripeのDeveloper Advocateとしての経験を元に、SaaSやECサイトの収益を増やすための方法・生成AIを使った効率化や新しい事業モデルの模索などに挑戦する。

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