gusuku Customine、実はkintoneを使わないカスタマイズが作れるという話

gusuku Customine、実はkintoneを使わないカスタマイズが作れるという話

この記事は、「Customine(カスタマイン) Advent Calendar 2024」24日目の記事です。

gusuku Customineはkintone以外のサービスとも連携できる

Customineはkintoneのカスタマイズをノーコードで行うサービスとして界隈に知られています。そしてkintoneを入力ソース・データベースのように利用する業務システムと、社内の通知や顧客へのコミュニケーション・請求管理などのワークフローをスムーズに行うため、Slack / Stripe / SendGrid / LINE Worksなどさまざまなサービスとの連携が行えます。

Webhookを利用したカスタマイズは、kintone以外のソースも選べる

そして2023年秋のアップデートより、実はCustomineのWebhookカスタマイズでkintone以外のサービスのサポートを開始しています。それはStripeで、Stripeを利用した決済に関するWebhookイベントもトリガーにカスタマイズが実行できるようになっています。

カスタマイズを実行するトリガーにkintone以外のサービスが選べる上に、その中でkintone以外のサービスの連携・操作も行える。つまり特定のユースケースに限ってではありますが、「kintoneを一切使わないカスタマイズ」もgusuku Customineでできるようになっているということです。

例: Stripeでの注文をSlackへ通知する

例えば商品が売れたという通知をSlackに送信してみましょう。この場合、[kintone 接続設定]アクションでkintoneドメインやアプリが必要ですが、データソースがStripeであることや、その後のアクションもStripe / Slackに対するものばかりとなっています。このアクションを実行することで、Stripeが収集した顧客情報や支払いに関するIDなどを、最後のアクションで設定されているメッセージ内容でSlackにポストすることができます。

そしてgusuku Everysiteへ・・・

この話、Stripeとの連携が始まった頃に中の人と「実はこういうことできますよね」という話で少し盛り上がったことがある小ネタでした。しかし今年発表された「gusuku Everysite」に関する記事を読んでいると、NOT only kintoneなSaaS連携についてもすでに視野に含めていた状態でのStripeサポートだったのかなという思いがよぎりました。

まだEverysiteは開発中とのことですが、2025年もgusukuシリーズやCustomine / Everysiteなどから目が離せない年になりそうです。

Hidetaka Okamoto profile photo

Hidetaka Okamoto

ビジネスデベロップメント

DigitalCubeのBizDev。EC ASPの開発やStripeのDeveloper Advocateとしての経験を元に、SaaSやECサイトの収益を増やすための方法・生成AIを使った効率化や新しい事業モデルの模索などに挑戦する。

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