猫のお留守番時の見守りカメラにArlo Qを導入したらいい感じだった話

猫のお留守番時の見守りカメラにArlo Qを導入したらいい感じだった話

猫や犬を飼っていると、外出時に家の様子がどうしても気になってしまいます。特に泊まりの旅行などでは、「ちゃんとご飯食べてるかなぁ」とか「家でトラブルおきてないよね・・・」などとつい隙あらば様子を見に行きたくなってしまうことも。

うちでは以前からPlanexのカメラを利用していました。が、モバイルアプリの挙動がどうにもストレスフルだったため、あとAlexa連携が面白そうだったので、Arloのカメラを新しく導入しました。

Planexのカメラを導入した時の話はこちらから

https://remoneko.life/camera-planex

導入したカメラ「Arlo Q」について

Arloは複数のカメラを発売しています。今回はその中でもArlo Qという端末を選びました。

理由はいくつかあります。

まずはスタンドアローンで動作するデバイスがArlo QArlo Babyの2種類しかAmazonで販売されていない様子だったことです。これは寝室にあまりものを増やしたくないということと、Planexの方が性能が良さそうならすぐにやめようという思いがあったため、セットアップが簡単なものにしたかったためです。

もう1点は別にArlo Babyの機能はいらなかったということです。子守唄用の音楽再生やエアセンサー機能などが追加されているぶん数千円高いのですが、音楽再生は特に必要なく、センサーもNature Remoが室温などを監視しているのでArlo側でやる必要もないなと判断しました。

実機開封

実機はこんな感じです。あまり大きすぎもせず、設置すると圧迫感があるとかそういう感じではありませんでした。

備品・説明書など

備品や説明書もいろいろ入っています。野外での設置も想定されているため、マウントなどもありました。

セットアップ

Arloのセットアップはアプリから行います。アプリストアからダウンロードして起動しましょう。

セットアップするデバイスを選択した後は、アプリの指示に従って操作すればOKです。小さすぎて認識させるがやたらと難しいQRコードのような難関は特にありませんでした。

ただしArloアカウントを作る必要がありますので、そこだけは注意してください。もっとも、iOSのFace IDなどに対応していますので、一度アプリでログインしてFaceID等の設定をしておけば以降のログインは簡単ですが。

カメラの画角はPlanexの方が広いかもしれない

アプリのUIとセットアップの簡単さはArloの圧勝です。続いて肝心のカメラ性能について簡単に比較してみました。

撮影された映像(暗視モード)をiPhoneアプリからスクリーンショットで撮影しました。

並べて置いた関係で画角の違いはありますが、撮影できている範囲はPlanexの方が広いように見えます。

アプリのUIや操作性・機能面についてはArloの方が扱いやすいですが、カメラ本体の性能についてはPlanexの方がよいのかもしれません。

スケジュール機能が優秀

Arloは録画モードがいろいろと選べます。動作検知だけでなく、「アプリの入った端末が一定距離以上になったら起動」や「平日日中のみ起動」のようなルール設定ができるのはとても便利です。

イベントの判定がArloの方が若干緩めかもしれない

これは検証したわけではない主観ですが、どうもPlanexの方が動作検知してから録画開始するまでの速さ or 動作検知の感度が上な様子です。

というのもArloにしてから、動作検知で撮影された録画を見ると猫たちが瞬間移動しているケースが2割り増しくらいになった印象があるからです。検知できていない or 録画できていない間に移動されていることが少し増えているので、「あれ、あいつらどこいった?」となることがあります。

端末のPlanex – UXのArlo(主観)

個人的に比較した結論としては、「カメラ端末の性能はPlanexの方がよさそうだけども、アプリを含めてArloの方がストレスなく使える」というところに至っています。

ですので、動画の処理とかが得意な方はPlanexにして映像をAmazon Kinesisに送り、自分でどうにかするという方法がよいかもしれません。

が、そこまでのモチベーションがわかないので、うちではArloがレギュラーとなりました。

常時監視にする方法やAlexaで使う方法など、いろんな使い方についてはおいおい紹介して行きたいと思います。

Hidetaka Okamoto profile photo

Hidetaka Okamoto

ビジネスデベロップメント

DigitalCubeのBizDev。EC ASPの開発やStripeのDeveloper Advocateとしての経験を元に、SaaSやECサイトの収益を増やすための方法・生成AIを使った効率化や新しい事業モデルの模索などに挑戦する。

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